高齢者に多い骨折1

こんにちは!!

佐藤です|д゚)

今回は、高齢者に多い骨折について書いていこうと思います。

上腕骨近位端部骨折:この骨折は、転倒時にみられることが多い骨折です。

上腕の中でも肩に近い箇所での骨折になり、直接ぶつけて骨折するのではなく、

転倒時に肘や手をついた時に、上腕骨の上部に力が伝わり骨折します。

橈骨遠位端部骨折:この骨折は、上腕骨の骨折と同様に転倒時にみられることが多い骨折です。

前腕の中でも親指側にある橈骨の手首に近い箇所での骨折です。

転倒時に手をついた時に、橈骨の部分に力が加わり骨折します。

椎骨圧迫骨折:この骨折も転倒時に、しりもちをついた衝撃で折れてしまったり、

特に思い当たる節がなく骨折しているケースが多いです。

加齢とともに、「身長が縮んだ」「背中が丸くなってきた」「腰が痛い」と感じた時には

もう、折れているといったことがあります。最近では「いつのまにか骨折」とも呼ばれています。

大腿骨近位部骨折:この骨折も転倒時に股関節付近に衝撃が加わることで発生する骨折です。

この骨折は、完全に折れていて痛みはあるものの、歩けることがあります。

なので、最初は「転んだだけ」「ほっとけば痛みはなくなる」などと思い、

接骨院や病院に掛からず、時間が経ってから見つかることがあります。

の、4種類が高齢者に多く診られる骨折になります。

この4つの骨折に共通していることは、「転倒時」に起きやすいことです。

年を重ねると、転びやすいことが上記からも分かりますし、実際に転倒されて来院する方も少なくありません。

筋肉が若い時に比べると落ちて、つまずきやすくなり転倒してしまうことが多くなってしまうのが原因の1つです。

健康の為のウォーキングやスポーツ、自転車の乗り降り、小さな段差、立ち上がり動作ect…

転倒の元となる動きなどには十分に注意が必要です!!

もし、転倒してしまったら、ほったらかしにせずに医療機関を受診しましょう。

今回は、高齢者に多い骨折、発生原因を書きました。

次回は骨にも原因があるので、そのこについて書きたいと思います。

 

 

 

 

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