こんにちは!!
佐藤です|д゚)
今回は、「骨粗鬆症」について書いていこうと思います。
骨粗鬆症は、ご存知の方も多くいると思いますが、骨密度が低くなり、骨がスカスカな状態になってしまうものです。
骨は、20歳頃をピークに、加齢とともにだんだんと骨密度が低くなっていきます。骨密度が低くなると骨折しやすく、
何気ない行動で骨折してしまうことがあります。
この骨粗鬆症は、閉経後の女性に多く、骨をつくる元となる女性ホルモンの不足による影響からなる方が多いです。
血中には、ある程度必要なカルシウムがあります。そして、常に血中に維持されている量のカルシウムが存在しているのですが、年々、歳を重ねていくと、血中のカルシウムが減ってしまいます。そこで、カルシウムの貯蔵庫である「骨」から溶け出さして血中のカルシウムの量を維持します。なので、溶け出せば出すほど骨にはカルシウムがなくなってしまうので、結果スカスカになるという仕組みです。また、閉経後になると、この現象が著しく表れるので、閉経後の女性に多く診られてしまうのです。
先ほど、何気ない動作でと書きましたが、具体的には、くしゃみ、咳、しりもち等で骨折してしまうことがあります。以前に書いたのですが、高齢者に多い骨折の回にも書いたように原因として骨粗鬆症と書きました!!
骨粗鬆症が原因による、寝たきりになることも少なくありません。また、直接的な原因ではないですが、認知症もまた骨粗鬆症が引き起こすものになります。骨粗鬆症を患うことで、骨折しやすくなり、骨折が原因で外出が減り、寝たきりになったり、会話が減り、外出が減ることで運動不足になり、結果、認知症になってしまうといった悪循環に陥ります。
治療の際は、薬、運動、食事で改善に努めていきます。どの方法も長期的なものになるので根気強く継続が必要になります。薬での治療は1年近くで服用を止めてしまう方が多く、5年後には、ほぼ止めてしまうそうです。ですが、1番はならないことが望ましいので、今からでも生活習慣を見つめ直すことで改善されていき、将来的に自分のしたいことが、いつまでも自分でできるようになります。
食事でいえば、カルシウム、ビタミンD、ビタミンK、リン、マグネシウムを多く摂るように意識します。
●カルシウム:いわずとも、必要なのは分かりますよね( ;∀;)骨形成において、とても大切な要素。無理なダイエットにより不足することがあるので、骨粗鬆症のリスクが上がってしまう。牛乳、乳性品、小魚等に多く含まれる。
●ビタミンⅮ:カルシウムを効率良く吸収するのに必要。紫外線を照射すると活性化ビタミンDに変わり効果が発揮されるので外に出て、運動や散歩することも大切。キノコ類、にしん等魚介類に多く含まれる。
●ビタミンK:骨に存在しているタンパク質を活性化させる。骨形成に必要。納豆、海藻類、モロヘイヤ等に多く含まれる。
●リン:骨の発達に必要不可欠。カルシウムと一緒に働く。大豆、小魚、卵黄に多く含まれる。
●マグネシウム:骨に貯蔵されている体内のミネラルでカルシウムに次いでのマグネシウム。体内のマグネシウムが減ると、骨から溶け出し調節する。その際、カルシウムも同時に溶け出てしまう為、マグネシウム不足に陥るとカルシウム不足につながる。マグネシウム不足になると、代謝作用、神経、筋肉、ホルモン分泌、体温調節に影響を及ぼす。納豆、魚介類、海藻類、玄米に多く含まれる。
上記が、不足により骨粗鬆症を引き起こしやすいものになります。
意識して摂るようにしてください。しかし、上記以外にも身体に必要な栄養素は多くあります。一日三食あるので、偏らずまんべんなく摂るようにしていきましょう!!
他にも、運動を行い、骨に刺激を与えて活性させることも必要です( `ー´)ノ
いつまでも、自分のやりたいことが出来るように頑張りましょう!!
分からないこと、聞きたいことなどありましたら、お気軽にスタッフまで!!