バネ指

こんにちは!!

佐藤です|д゚)

今回はバネ指について書こうと思います。

バネ指とは、指を曲げ伸ばしを繰り返し行うことで、筋肉の「」とその腱が通るトンネル「腱鞘」が擦れ、摩擦によって炎症を起こし、動かす際に痛みを伴い、さらには「バイーン」というような弾ける感じのバネ現象の動きになってしまうのが特徴です。

特に、女性(更年期、妊娠出産期)の方に多く、手の使い過ぎや、スポーツ、指をよく使う仕事の方にも診られます。また、糖尿病リウマチ透析患者の方にも診られることが多いです。主に手指に診られるのが殆どですが、ごく稀に足趾にも症状が出る人がいます。手指の場合、親指中指に多く診られますが、そのほかの人差し指、薬指、小指にも診られます。

バネ指はまず、指を曲げる屈筋腱とその腱が通る腱鞘の所で腱鞘炎になり、炎症、腫脹が起きます。そこで安静にしたり、使用頻度を減らす、冷やす、安静にできるようにバンド等で固定する等が出来れば、悪化することなく症状が治まるのですが、さらに使い続けることで悪化してしまい、腱が腱鞘と擦れる部分で、腱の「肥大腱鞘の「肥厚」が起きてしまうのです。その、変異してしまった所が、バネ様の動きになってしまうのです。

バネ指のまま生活を続け、指を使い続けたり、使用頻度が以前の生活と変わらなければ悪化していき、肥大や肥厚が起きている箇所がさらに一層大きくなってしまうこともあります

手は、人間の生活の中でなくてはならないもので、使えなくなってしまうとかなりの不自由が生じてしまいます。。。

当院では、鍼治療も行っていますので、患者様の状態に合わせた治療をすることで早期改善を目指していきます!!

痛みや同じ症状を感じている方、お悩み聞きたいことがある方はお気軽にスタッフまで!!

 

 

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