足関節捻挫2

こんにちは!!

佐藤です|д゚)

今回は、前回の続きの「足関節捻挫2」について書いていきます!!

前回、概要を書きました。

なぜ、内反捻挫が多いのか。。。??

足関節を円を描くように動かしてみてください。内側には大きく動きますが外側にはあまり動かないのが分かるかと思います。足関節を構成する下腿の2本の骨(腓骨・脛骨)の長さを見てみると、外くるぶしより内くるぶしの方が高い位置にあるのが分かるかと思います。この長さの差があることにより、内側には動かしやすく、外側にはあまり動かないようになっているのです。その為、内反捻挫が多くなってしまうのです。

しっかり治さないと何が起こるのか??

捻挫を起こした際、治療を受けないとどうなるのか??その後の生活に影響するのか??「ちゃんと治療を受けなかった」「しっかり固定できていなかった」「途中で治療をやめ、スポーツ、社会復帰をした」など様々な原因で完治していないケースがあります。この問題は、どのケガに対しても当てはまる事です。どのケガにも共通しているのが、再度負傷しやすいことです。治療が不完全なために、負傷した箇所は弱くなっています。その為、何度も同じケガを繰り返します。また、繰り返すことで症状は以前より悪い状態にもなりますし、治りも悪く長引いてしまいます。足関節捻挫で挙げられるのは、足関節の不安定症変形性足関節症が後から出てきてしまう可能性のあるものです。

慢性足関節不安定症:前回も書いたように、足関節は内・外側で靭帯があります。靭帯は関節を支える組織です。捻挫で損傷してしまった靭帯をしっかり治さなかった場合、靭帯は伸びた状態や断裂した状態になり、関節は支えを失います。それにより、関節は不安定のまま日常生活やスポーツを行うことになります(*_*)この不安定のまま過ごすことで、反復性となり何度も繰り返してしまう原因にもなります。初めて捻挫を起こし、しっかり治さなかった場合、40~75%の確率で慢性足関節不安定症になると言われおり、足関節の客観的変化や距骨(足関節を構成する骨の1つ)の病変、歩行時の足の状態異常、静的及び動的姿勢制御能力低下などのことが起きてしまいます。

変形性足関節症:上記の関節部分での不安定のまま経過する中で、軟骨が異常に摩耗することにより関節内で痛みを感じるというものです。軽度であれば保存的治療になりますが、重度の場合には手術になるケースもあります。変形してしまった軟骨は元に戻らないため悪化しないように治療や生活動作を見直さなければなりません。

僕自身は幼稚園からサッカーをしていました。特に足の捻挫は頻繁に負傷していたのですが、ちゃんと治療をせずにプレー復帰していました。。。そのせいで、常に足が腫れていたり、回すとコキコキと感じたり、急に痛みが出たりします(;_;)今はたまに、フットサルやサッカーをしますが、プレー後は必ず痛みが出ますし、足首がよく動かせない感じもします。当時は目先のことしか考えずにプレーを優先していました。部活を引退してから7年経ちましたが、もう影響が出はじめているのを感じます。皆様にはそんな思いをしてもらいたくありません(◞‸◟)

当院では、日本柔整外傷協会の上肢・下肢のギプス固定の認定を受けています。ケガの状態、私生活に応じて固定具の作成など最善の治療を提案させていただき、全力でサポートいたします!!

何か分からないこと、聞きたいことなどあればお気軽にスタッフにまで!!

 

 

 

 

 

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