こんにちは!!
佐藤です|д゚)
今回は、「突き指」について書いていこうと思います!!
多くの方が経験されたことがあるのではないでしょうか??特に、球技をしていたの多くは「突き指」経験したことがあるかと思います。
・「突き指」とは??
正式なケガ名ではないですが、指に何らかの原因(ボールを取ろうとした時ect…)で、指対して長軸に衝撃が入った時に負傷することを「突き指」と呼んでいます。いわゆる、指の第一関節(DIP関節)、第二関節(PIP関節)のところで、痛みを感じ、腫脹、熱感、機能不全ひどい場合は「骨折」「脱臼」になる可能性があります。。。
・「突き指」したら引っ張ると良い??
大きな間違いです!!!!「突き指」をした際、皆さんよく引っ張る動作をしていませんでしたか??「突き指」した際に引っ張てしまうと、なぜ良くないのか??これは、悪化すことが多く、治りを遅くしてしまう原因になるからです(*_*)先ほども書いたように、最悪の場合「骨折」「脱臼」の可能性があり、そこまでではなくとも「靭帯断裂」などの可能性もあります。そこで、指を引っ張る動作をしてしまうと、「骨折」「靭帯断裂」の場合は早期に癒合したいのに、損傷部を離してしまうことになります。。。骨癒合や靭帯の癒合が遅れることで、「変形治癒」を起こし、指がまっすぐ伸びなかったりと日常に不便が生じます。なので、決して引っ張ることはしないで下さい!!!!
・突き指したらどうする??
「突き指」に限らずケガをした場合、損傷部での炎症が起きるので、まずは冷やしましょう!!冷やすことで、感覚を鈍らせ痛みをなるべく感じないようにしてくれる働きと、血管を細くし血流の流れを遅くすることで、損傷部での出血や腫脹を最小限に抑えてくれます!!2~3日くらいしてくると炎症は引いてきます。しかし、これだけでは治るとは言い切れません!!なぜなら、「骨折」「脱臼」などの可能性があるからです。。。自分では判断できないと思いますので、医療機関や接骨院にて診察を受けることが大切です!!「突き指」をして、『なかなか痛みが引かないなぁ~』と思ってから出向くのでなく、痛めた日から翌日までには来院しましょう。遅くなれば、治るのも遅くなり、「骨折」なども保存では癒合できなくなる可能性があるからです。固定が必要であれば、「骨折」などがなくても固定して安静にするのが早期治癒につながります。
・しっかり治さないと、どうなる??
指を動かす筋肉での「腱断裂」や「骨折」が起きてしまうと、指を動かせなくなってしまいます。そして、その後には「槌指(マレットフィンガー)」という変形に移行してしまいます。この変形は主に、第一関節部がまっすぐ伸びず、常に曲がってしまっている状態になります。固定を要するものや、手術をしなければならないものもあります。「靭帯断裂」や「靭帯損傷」の場合、関節をしっかり固定しているのが「靭帯」の役割なので、しっかり治してないとグラグラと不安定な状態になってしまいます。こちらも、固定は必要になります。なので、医療機関や接骨院の受診はなるべく早期に受けるようにしましょう!!
「突き指」は予防・対策はあまりないためにいつ起きるかわかりません。スポーツでは「突き指」の多い競技やポジションによって指にテーピングをすることはありますが、日常生活で毎日行うのは無理がありますよね(;O;)なので、「突き指」を起こしてしまった場合はすぐに受診するようにして下さい!!そして、上記でも書いたように、痛めた際の引っ張る行為は決して良くないので気を付けて下さい!!
聞きたいこと、何か分からないことなどあればお気軽にスタッフにまで(^^)/