疲労骨折1

こんにちは!!

佐藤です|д゚)

インフルエンザが流行る時期になってきました。

手洗いうがい、マスクの着用、消毒などはこまめに行ってください(*_*)

前回までの2回は、高齢者に多い骨折について書きました。

今回は、疲労骨折について書きたいと思います!!

疲労骨折は、ただの骨折とは異なります。何が違うのかと言いますと、、、

皆さんの想像する骨折は、強い衝撃が加わったことでボキッと折れてしまうことだと思います。

しかし、疲労骨折は1度の衝撃では折れないであろう微弱な力が繰り返し、

同じ部分に加わり折れてしまうのが疲労骨折になります。

スポーツを盛んにしている学生さんに、よく疲労骨折が診られます。

例えば、、、

第5中足骨疲労骨折:サッカーバスケラグビーなどのスポーツでなりやすい。

スパイクなどの履物によってもリスクが変わってきます

脛骨疲労骨折:陸上バレーなどのスポーツでなりやすい。

競技によって疲労骨折する箇所が変わることがある。(跳躍型・疾走型)

腓骨疲労骨折:脛骨疲労骨折と同様なスポーツでのケガが多い。

競技によって疲労骨折する箇所が変わることがある。

肋骨疲労骨折:ゴルフなど体幹を捻る動作が多いスポーツでなりやすい。

高齢者では、くしゃみ、咳でなることもある

腰椎分離症:捻り動作ジャンプ動作等を繰り返し行うことでなりやすい。

治療がしっかり出来ていないと「すべり症」に移行するケースがある。

サッカー(キック動作)、野球(ピッチング、バッティング)、バスケット(リバウンド)、バレー(アタック)ect…

上記の種類が、疲労骨折を起こす可能性の高い箇所になります。

他の箇所でも、起こることも十分にあります。

疲労骨折は見た目ではとても分かりづらく、レントゲンやCT等を用いて判断します。

痛みは出るのですが、我慢していたり、自分で湿布等でごまかしていて気が付かないこともあります。

痛みの期間が長く気になり診断を受け、疲労骨折をしていたと言われることも少なくありません。

そのまま、気が付かずに痛みが治まることもありますが、骨折には変わりないので時間が経てば経つ程

治るのが遅くなったり、治らなかったりします。

場合によっては、痛みがなくとも歩行時に違和感等の後遺症が残る可能性もあります。

痛み、違和感が出たらすぐに医療機関を受診しましょう!!

若い年代に多い、疲労骨折。

部活動を思いっきりしたい、休みたくないとも思います。

痛みを我慢して続けたい気持ちも分かりますが、時期によっては無理せずに治療することも

長く好きなスポーツを続けられる方法でもあります。

気になるようなこと、相談等ありましたらお気軽に声をかけて下さい!!

次回は、疲労骨折の予防等を書いていきます!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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