こんにちは!!
佐藤です|д゚)
前回に引き続き「膝」について書こうと思います。
まず、膝は3つの骨で構成されていて、大腿骨、脛骨、膝蓋骨で出来ています。
膝関節は、曲げるのには大きく曲がりますが、伸ばすのには少ししか伸びません。
これは関節の構造上、お皿とみなさんが言われる「膝蓋骨」が前にあるため伸ばそうとすると、
膝蓋骨のところでロックしてしまうからです。
捻る動きも膝はできますが、足のつま先を内側に向ける内旋の動きには強いですが、
つま先を外側に向ける外旋の動きには弱い構造になっています。
もう一つ構造で弱いのが、外側からの力には弱いです。
本来の人間の姿として、大腿骨は股関節から膝に向かって内側に、下腿の脛骨は膝から足首に向かって外側になっていて、
>< ⇦大げさに表していますが、このようになっています。
外側からの衝撃は内側からに比べたら弱そうなのが分かりますよね( ;∀;)
靭帯や半月板ではケガを起こしやすい箇所もだいたい決まっていて、
1:前十字靭帯 ジャンプの着地、ストップ動作などで受けやすい。
2:内側側副靭帯 外側からの衝撃や、急な方向転換時に捻る動作等で受けやすい。
3:内側半月板 膝に体重がかかっている時に直接的な衝撃や、方向転換時に捻る動作等で受けやすい。
この3つを同時にケガをしてしまう「不幸の三徴候」というのがあります。
なんとも、恐ろしい名前ですよね(*_*)
このケガは、膝の外傷で一番重篤なものになります。。。
このことについては、またの機会に書きたいと思います!!
スポーツでは、相手と接触プレーのあるものは非常にリスクが高くなります。
接触は、どんなに普段からのケア、トレーニングを行っていても起きてしまう可能性があり、
また、スポーツに限らず日常生活においても、起こりうるものになります。
なので、痛み、違和感を感じたら我慢せずに治療を始めましょう!!