橈骨遠位端部骨折(手関節周辺の骨折)

こんにちは!!

佐藤です|д゚)

お盆が明け、仕事や、学校も始まりましたね!!9月にもなろうとしていて、だんだんと秋に変わる頃になりましたが暑い日が続き、熱中症の対策がまだまだ必要ですね(+_+)

以前、書いた高齢者に多い骨折の「橈骨遠位端部骨折」について、今回は書いていこうと思います。

橈骨遠位端部骨折とは、前腕に2本あるうちの親指側の「橈骨」という骨の、手関節に近い位置で骨折をしたのを言います。なぜ、「遠位」なのかは、体幹から見て近位or遠位と判断するので、肘関節に近い骨折だった場合は「橈骨近位端部骨折」なります。

発生原因としては、転倒により手をついた時に発生することが多いです。年齢によっては折れ方、原因が異なってきます。

小児の場合成人に比べ骨自体が完成していないので「ボキッ」と折れるというよりは「ミシミシ」と折れる。骨折せずにしなった状態になる事もある。骨癒合がとても早く、成人に比べると固定期間などが短くなる事もあります。また、骨折時、整復時に転位があったとしてもリモデリング期(成人に比べ自己矯正力が強い)により元の位置に戻ることが可能になります。

青壮年の場合転倒で起こることが多いのですが、自転車やバイクで転倒したりと、強いエネルギーが働かないと折れません。転位が小さければ整復をしてギプス固定をしますが、転位が大きい場合は関節内に骨折線が入り込む(関節内骨折)と、骨癒合が遅くなったり、手関節の後遺症が出てしまうので、転位の大きい場合には外科手術を行う場合もあります(*_*)

高齢者の場合転倒による骨折がダントツで多い。青壮年と違うのは、小さいエネルギーでも折れやすい点です。これは、骨密度の問題で、高齢なるにつれて骨密度は低くなり、脆く折れやすくなります。「骨粗鬆症」の影響による骨折は、女性に多くみられる傾向があります(+_+)

骨折後は、ギプス固定をします。橈骨の骨癒合がだいたい5週を目安としています。その後、経過観察してギプス除去をしてリハビリとなりますが、ギプス固定により手関節の可動域が小さくなっているところの、制限をなくしていくようにしていきます。長い間、固定をしていることで筋肉も固くなり、筋肉同士が癒着してしまい、動かすことがとても難しくなってしまいます。手は日常生活において必ず使う場所になります。そこを不自由にしてしまうと、仕事、家事などかなり支障が出てしまいます(;_;)

食事も骨折を早く治すには大事な要素です。よく、「骨にはカルシウム」と聞くと思いますが、カルシウムだけでは足りません!!他に必要な栄養素は、たんぱく質ビタミンC・K・Dカルシウムマグネシウムが必要な栄養素になります。反対に、Caの吸収を抑制してしまうリン(インスタント食品・カップ麺・スナック菓子ect…)や、Caの吸収の妨げたり、尿のCaの排泄量を増やしてしまうカフェイン・アルコールは骨折時には摂取を控えてもらいたい要素になります(>_<)

骨折は、骨がくっついたら「治癒」ではありません。ケガする前の状態になって「治癒」になります。根気強く治療をして、自分でも出来る事を行うことで治りを早くすることが出来ます!!

当院では、鍼灸治療酸素カプセル等の治療も行っていますので、早期回復・復帰のお手伝いを全力でさせていただきます!!

わからないこと、聞きたいことがあればお気軽にスタッフにまで(^^)/

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